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2010年10月11日 (月)

10/10/10

今日は、2010年10月10日です。

「10/10/10」 と表記できる100年に一回の大変貴重な(?)日ですね。

100年前の1910年には、日本が韓国を併合したり、1914年には第一次世界大戦が勃発したりと、国際情勢が風雲急を告げるような時代でした。

100年後は、どんな世の中になっているでしょうか…。

さて、最近、気になったことは…、

国内的には、「大阪地方検察庁 特捜部 検事 のフロッピーディスク改ざん事件」 かな…。

当の検事だけでなく、元の上司である特捜部長と副部長の二人が、「犯人隠避」 で逮捕されましたね。

検察って、「悪を挫く」 「巨悪を眠らせない」 「正義の味方」と思っていたけど…、

自分が描いた「犯罪」のストーリーにあわせるためには、刑事事件で絶対である「証拠」まで改ざんする…

出世のためには…ってこと?

「取調べの可視化」 の流れは、後戻りさせず、必ず実現しなくては…!

国際問題では、尖閣諸島沖での中国漁船と海上保安庁の巡視艇との 「衝突事件」 でしょうか。

昨日、拘束されていたフジタの残りのお一人が無事に開放されて、本当に良かったですよね。

管政権の “弱腰外交” が非難されてきました。

尖閣諸島沖で、我が国の海上保安庁の巡視艇が中国漁船船長を公務執行妨害で逮捕した…、

ということは、尖閣諸島は日本固有の領土であることを明確にした…。

今後も同様事件には粛々と対処することを、中国にも、世界に向けても、改めて明言し…、

その後の 「魚政」 という中国の 「漁業監視船」 に、海上保安庁は毅然 と対処した。

そして、アメリカ合衆国のクリントン国務長官は 「日米安保条約」 の及ぶ範囲は…、

「尖閣諸島も、もちろん入る」 と明言した…。

中国の強気の外交は成功したかに見えましたが…、

対日報復手段は、日に日にエスカレートしていき、フジタの社員を拘束し…、

さらに、“レアアースの禁輸” をはじめ、経済問題まで絡めていったことは…、

中国と国境を接していて、領土・領海問題を抱えるアジアの国々をして…、

中国をより警戒する機運を高めさせ、より団結する必要性を感じさせた…。

中国は、領土、領海の拡張のためには、手段を選ばないと思わせたことは…、

今後、中国と付き合うときは、“醒めた覚悟” が必要であるという気持ちに世界中をさせた…。

そういう視点からすると、決して中国外交の勝利ではなく、未熟さである…という論評も…。

いづれにしろ、日本は、隣国と 「共生」 するということを、避けて通れないと思います。

その知恵は…?

そして、一昨日発表された 「ノーベル平和賞」 かな…。

なんと、中国の人権活動や民主化運動を主導し、現在、 「国家政権転覆扇動罪」 で懲役刑に服している劉 暁波 氏だったこと…。

受賞理由は、「中国の基本的人権確立のために長期にわたる非暴力の闘いを継続した」 からだそうです。

Photo

「ノーベル委員会」 の意図は、中国人民、中国政府に理解され、より民主化するのでしょうか…。

そう簡単なことではないと思いますが…、

今後の推移を注意深く見守っていこうと思っています。

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